生体肝移植 ドナー 備忘録

生体肝移植のドナーになった新人看護師の備忘録。Twitterもやってます cherinko@生体肝移植ドナー https://mobile.twitter.com/donor_openurse

術後10日 抜糸と皮膚保護テープ

抜糸してもらいました!また傷の写真あるので苦手な方は回避でお願いします。

あと言っておきます、お腹がたるんでるのは重力のせいだから!決して太っているわけでは(白目)

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〜ワンクッション病室での午後のお茶の様子〜

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今回の私の傷口の縫い方は形成外科的にいうと【真皮縫合→表皮縫合】だそうです

この縫い方で縫うと、傷跡が残りにくいので、若い女性で、傷を気にしているということもあって特別配慮をしてくださいました…感謝…

 

ケロイド」と呼ばれる所謂「ミミズ腫れ」のような傷跡にしないためには、「傷口が伸びないようにすることが大切」とのこと

なので表皮縫合で、傷口の両辺の皮膚同士を寄せて糸で仮縫合し、傷口が離れないようにされてるんですね!今回の抜糸はこの糸の抜糸です。術後すぐはこの寄せ合わせてある皮膚がかなりこんもりと盛り上がっていましたが、10日も経つと腫れもかなり減っていました。

 

皮膚を寄せて留めてあるこの糸、一般的にいう「かがり縫い」の状態なので、一箇所を切って引っ張れば抜糸できます。でもこのやり方をすると傷口が引っ張られてかなり痛いそうなので、今回は細かな間隔で切れ込みを入れて少しずつ抜糸していただきました…(私がビビってたから

そのおかげもあって、少しチクチクはしましたが、苦痛なく抜糸を終われました!さすがー!

 

 

ケロイド予防のために、抜糸後、傷口保護テープで傷口が開かないようにするのがいいということで

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今回使ってみたのはこのテープ

「ブラバ 伸縮性皮膚保護テープストレート形」

https://www.coloplast.co.jp/brava-elastic-tape-straight-ja-jp.aspx です!!

そもそもはこのテープ、人工肛門などのストーマ使用時に皮膚を保護するためのものなんですが

保護力!伸縮力!通気性など!色々な面からケロイド予防にも使えちゃう優れものなんです!

私の悩みを聞いて、看護師さんが術前からサンプルを取り寄せてくださっていた…感謝…(泣)

 

貼ってみるとこんな感じになりまして

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※長さが微妙に足りなかったので細かく切って調整

最低でも1週間に1度は貼り替えが必要とのこと

 

【特徴的ないいところ】

・湿潤環境を作れる(通気性抜群)

・透けていて、傷口が観察しやすい

・毎日張り替えなくていいの楽

・1枚98円くらい20枚入り1944円とかで安い

(※アマゾンとかには無いので私はザイタックというサイトで20枚入りを買いま…す)

等が感じられました!!

 

悪いところは今のところ感じません

ただ伸縮性といっても、すごくよく伸びる!というわけではないので(伸びたら傷も伸びちゃうし)、お腹を曲げたりするとややテープに折れ目が残ってしまって、それを繰り返しているうちに隙間ができてしまう感じがあります。シャワーを浴びた時ここから水が入って膨れてしまわないか心配してましたが実際は困るほどではありませんでした!!

****ちなみに貼って数日の状態

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あと強いて言えばブラバから直接買えないのがめんどくさい、アマゾンとかで出して〜!

 

もう一つ、アトファインという肌色っぽいテープもあるみたいだから試す予定。→15日目の記事参照